視野が狭いと夫婦は仲間割れする 1 - 男女の悩み・問題 - 専門家プロファイル

阿妻 靖史
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視野が狭いと夫婦は仲間割れする 1

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恋愛セラピストあづまです。

夫婦関係を良好に保つ上で最も大切なこと。

色々な表現方法がありますが、私は、

「仲間割れをしないこと」

と表現するのが一番よいと考えています。


生きていく上で、色々な困難やストレスがあるのは、当然のことです。
潤沢なお金がなければ、お金を稼ぐために、貴重な時間を使って仕事をする必要があるでしょう。
子供が生まれたら、子供の世話に大変な時間と労力がかかります。
老親の介護という負担が加わる場合もあるでしょう。
仕事面でも、会社の経営状態が悪くなったり、やりたい仕事に就けない、上司の人間性に問題がある、など、様々な困難にぶつかることがあるでしょう。


そうして、辛い状況があり、辛い気持ちを抱えがちになったときに、
私たちはつい、身近な人、頼みやすい人にだけ、助けを求めてしまいがちです。


「夫が育児に協力的でない」
「夫が家事をしてくれない」

「妻が自分の仕事を応援してくれない」
「妻が自分の出世の足を引っ張る」


もちろん、助けを求めてはいけない、というのではありません。
助けはどんどん求めましょう。一人で抱えるより、よっぽどマシです。

但し、もしも、助けてもらえなかったときに、相手を責める気持ちになっているとしたら、ちょっと待って。
「視野の狭い助けの求め方」をしていないかどうか、セルフチェックしてみましょう。

先ほど書いたように、生きていく上では、様々な困難やストレスに対処して、立ち向かって行かなくてはなりません。子育て期の夫婦などは本当に色々な負担があります。
社会の、子育て夫婦に対する支援も薄かったり、女性が自分らしく仕事することに対する支援が薄かったりと、社会の問題も色々あります。
しかも、子育てをする父親がもてはやされている風潮がありますが(それ自体はいいことですが)、休暇も取れて、給料がいい会社に就職できた「勝ち組」だからこそ、そのような「いい夫」をやっていられるという側面もあるのです。


そういった状況を、広い視点で見たときに、たとえば「夫が育児に協力的でない」という問題を取っても、「長時間労働・ストレスの多い職場」で、育児に時間と愛情を割くゆとりがないことが大もとの原因の場合、夫に要求するだけでは、根本的な問題の解決にはならないのです。

かといって、我慢するという選択肢は長い目で見ると建設的とは言えません。

まず、夫婦が、今抱えている問題意識を共有することが大事です。

具体的な会話の例を挙げて、
1.問題意識を共有すること
2.相手を責めること
3.我慢すること
の違いを説明します。

例として、
夫:会社員。長時間労働のため、家族のために時間を使えないでいる。
妻:育児のために退職したが、復帰のために資格取得を目指している
子供は兄(6)、妹(3)。
という状況を想定しています。

視野が狭いと夫婦は仲間割れする2」へ続きます。


「心理学に関するコラム:女と男の心のヘルス」

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