- 金村 勇秀
- 代表取締役
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
最近、お客様からチラシ作成の案件が入り始めている。
会社勤めしている時もマーケティング業務を行なっていたので、展示会、セミナー、その他イベント時に出すチラシ、パンフレットの作成を行っていたが、経験上、チラシを手にした人が、その内容に興味を持つかどうかは、1秒以内で決まる。
その1秒以内で勝負が決まる要素がキャッチコピーである。
興味を持たれるかどうかは、キャッチコピーがその要素の80%以上であると断言できる。
なので、このキャッコピーが出来上がれば、あとはチラシの常道通りつくっていけばいいだけのこと。
では、どうつくるか。
まだ若い時(マーケティング経験が浅い時)、自社製品、サービスの良さをこれでもかと強調するキャッチコピーを作成していたが、反応が良くない。ひどいときは反応ゼロの時もあった。
上司からかなりプレッシャーをかけられたものだ。
かなり悩んだ末、一時期キャッチコピー、コピーライティングに関する書籍を読みあさり(数十冊程度)、これと思った方法を試しながら、もっとも効果があるアプローチ方法を確立した。
自社製品、サービスの自慢は一切やめ、
チラシを取った人の感情をどう揺さぶるか
ここにフォーカスしたチラシの反応率が明らかに高かった。
ではどう揺さぶるか。
これは商品、サービスの性質によるが、以下の2タイプのアプローチがある。
1.楽にさせる、喜びを与える(マイナス、ゼロ→プラス)
2.苦労、苦痛から解放する、楽にする(マイナス→ゼロ)
つまり
“自社製品、サービスを利用することにより、どちらかの状態になる”
これを訴求すればよい。
2つのうちどちらが有効かというと
1のアプローチは、楽をになる、喜ぶというのは、価格、その他条件により、
まあ我慢できるものだが、
2の苦痛、苦労はその度合がひどい場合は、価格、その他条件は関係なく、とにかくそこから逃れたいと考えるのが人間の感情と言うものである。
少し極端な表現ではあったが、
例えば、料理は好きだけど、食事後の食器洗いが嫌いといった女性の方、意外と多いと思う。
そこで、自動食器洗い機のチラシを作成する際のキャッチコピーとして
この自動食器洗い機は、洗浄力は抜群で、電気消費量が低く、他社製品よりこんなに安い
よりも
もう忘れて下さい。楽しい食後の面倒な食器洗い
の方が、感情を揺さぶるのでは。。
※即興で作成したので、出来はご勘弁を。。。
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