布団、知ってますか? - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

杉浦 繁
Atelier繁建築設計事務所 代表
愛知県
建築家

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閲覧数順 2017年11月22日更新

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布団、知ってますか?

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こんな時期にちょっと違う話なのかもしれませんが・・
お布団、それも掛け布団のお話をちょっとしようかと思います。

と言うのも、この夏前にうちのお布団を変えたので、思い立ったわけなのです。



我々が建てる「家」というものは、もちろん住む所であり、衣食住の住を携わるところです。
その「住む」ということは、つまり安全に安らかに休むところ、就寝するところを造っているわけで・・


当然、その就寝するための道具である布団についても、そこそこは知っていなければなりません。
布団は家具の一種でもあるのですから・・


皆さん、知ってるようであんまり知らないのではないですか?
布団のこと・・


私なんぞは、自分のマイ布団の中がこの世の中で一番好きな場所ですが・・笑。



そこで布団について、それも掛け布団についてです・・


掛け布団には中に詰めるものによって種類があります。
もちろん皆さんご存知とは思いますが・・

羽毛。
綿。
羊毛。
化繊。
などです。

昔は、重い重い綿布団などが一般的だったのですが、今は真綿の布団というのはほとんど生産されていないらしく、ほとんどが化繊の綿なようです。

そして、たぶん今では掛け布団と言えばそのほとんどが羽毛布団です。


昔は、羽毛布団と言えば最高級品で、高くてなかなか手が出ないものでしたが・・
海外などで、羽毛の大量生産がどんどん進むことにより、羽毛布団はどんどん安価になり、今では誰もが普通に買えるようになってきました。
もちろん、その羽毛にもいろいろとランクや種類があるのですが・・






羽毛布団を知る上で最も注意しなければならないことが一つあります。


それは・・
羽毛布団と羽根布団は違うということ。


羽毛(ダウン)と羽根(フェザー)とは違うものなのです。


羽根(ダウン)というのは水鳥の胸毛のことで、軸などはほとんどなくポワポワした保温性抜群の毛のことです。
一方、羽根(フェザー)というのはいわゆる羽根で、翼についている軸に水平に毛が付いているもののこと、もちろんこれにはあまり保温性はありません。


通常、布団やダウンジャケットなどでは、このダウンとフェザーの割合をどうするか、ダウンを全体の何パーセント入れるかによって保温性が変わってきますので、値段が大きく違ってきます。

もちろんダウンの割合が高ければ高いほど保温性が高く、値段が上がるわけです。

ちゃんとしたお店で買うと布団には必ずこのダウンとフェザーの割合が書かれています。



押し売りや訪問販売など悪質で粗悪な布団などを販売するお店などでは、この割合が書かれていません。


それどころか、「羽毛布団」とは書かずに・・
「羽布団」とか「羽根布団」などと表記されています。


つまり、フェザーだけの布団です。

嘘はついていないわけです。


高級なというか、良い羽毛布団というのはこのダウンが90%以上のもの・・
っていっても、それがどういう風に良い布団かというのも難しいところですが。

少なくとも50%を切るものはやめたほうがいい・・
らしいです。




当然なことですが・・
羽毛にもまたまたいろんな種類があります。


基本はグース(水鳥)なのかダック(あひる)なのか・・
なんか、グース、それもアイダーグースとかホワイトグースが最高らしいです。


それから、そのグースの原産地がどこなのか・・
ヨーロッパのそれもアイスランドとかポーランドとかが最高なのだそうです。
中国産とかはやめたほうがいいらしいですね。


ハンドピック、つまり手つみが最高なんだそうです。



なんか、この辺は私もよくわからんのですが・・


なんだっていいじゃん、そんなん!・・
そもそも、布団のどこにもそんなこと書いてないじゃん!
というわけにもいかないので・・



判断は中に入っている羽毛の「かさ高」と「重量」ですることになります。

かさ高というのはJIS規格で決められており、決められた量の羽毛を決められた容器の中に入れ決められた重さをかけて決められた時間たったと時の高さのこと。

だいたいかさ高で・・
15cmくらいより高いのが良い品ってことになるそうです。


重量はようするに中の羽毛の重さなのですが・・
重けりゃ当然量が多いと思いがちですが、そうではない。

かさ高が高ければ軽い方が保温性は高いそうです。
だいたい1.2~1.4kgってとこらしいですね。


つまり、羽毛布団はふんわりと厚みがある軽い方が良い品、軽いからといってかさ高が低ければ薄いぺったんこ、かさ高が高くても重ければぎゅうぎゅう詰め、ということになります。


なんか・・
難しいですね。


ただ、このかさ高と重量を表示していない羽毛布団はJIS規格ではありませんから、それだけでやめたほうがいいと言えるのかもしれません。


まあ、それも値段との相関ということになるのでしょうが。




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