繁盛物件を見つけるポイント（後編）

最近、首都圏では好条件の居抜き物件が多く出てくるようになってきました。弊社にも、不動産会社の方から数多くの物件が持ち込まれています。

　飲食業は「立地商売」と言われるように、物件選びは最も神経をつかう仕事です。計画のコンセプトに如何にあった好条件で“繁盛できる物件”を探せるかが、その後の経営に大きな影響を与えます。

　そのような意味では、今が初期投資を抑えながら好立地に出店するチャンスです。前回に引き続き今回は、好条件の物件を確保する「５つの定石」と物件探しの「裏ワザ」をご紹介します。

好物件探しを成功させる「5 つの定石」

１．お客様を具体的にイメージする。

２．条件の許容範囲を広げ、とにかく多くの物件を見る。

３．物件条件ごとに損益計算書を作成し、利益の出方で判断する。

４．写真入りなどの分かり易い事業計画書と会社案内書を用意する。

５．物件探しはタイミング。気になる物件は、迷うよりまず申し込む。

　出店は、売上げも大事ですが、それよりもあくまで利益の出やすい物件を探すように心掛けましょう。

　また、好物件ほど複数の希望者が出る場合が多く、自社が選ばれるためには、しっかりした内容のある事業計画書や会社案内書など提出して信頼感を高めることも必要です。

物件探しの裏ワザを一部ご紹介します。

１．周辺の飲食店に通い、地元でしか分からない情報を得る。

２．広い物件は、大家さんと直接交渉し適正規模を分割借りする。

３．既存店に大家さんをご招待し、お店の料理をご馳走しながらこだわりなどを説明する。

４．従業員や仕入れ業者などから撤退情報などをいち早く手に入れる。

５．賃料発生日をオープン日からにしてもらい、改装期間とオープン前の研修期間分の家賃をゼロにしてもらう

　なお、出店ご希望の方、出店でお悩みの方は、弊社までお気軽に問い合わせ下さい。商圏調査のお手伝いや、好条件の居抜き物件もご紹介いたします。　　フードコンサルティング株式会社　　　http://www.food-consulting.jp/

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