大学生の頃は、和紙などに毛筆で「~候」等と記述されている古文書の解読の為に崩し字辞典で調べていました。
和紙に墨で書かれていた文書が現代にまで残っているのは和紙と墨が非常に耐久性が高いんです。
現代でも契約書等の重要な書面は長期に保存する事を前提にするなら、プリンターでインクでの印刷だとすぐにインクが劣化して文字が読めない、ホッチキスで留めた箇所は錆びて、紙面まで汚染し、プリンター用紙は黄色く変色・・・などの症状が出てしまい向いていないんです(寿命は10年間程度でしょう)
デジタルでの保存でしたら情報自体は劣化しませんが、媒体(CD-ROM等は樹脂面が劣化)には寿命がありますね。以前までは紙ベースの申請も電子申請で時間も、場所も気にせず役所へ申請ができるようになりました。
それでも、やはり書面による申請しか受け付けてくれない役所窓口もあるようですね(宅建業者の許可は電子申請の利用が少なく利用停止ですし)
このコラムに類似したコラム
子どもら名義の預金の取扱いにご用心 酒井 尚土 - 弁護士(2014/05/14 10:16)
「任意後見契約の実務」(研修)を受講しました。 村田 英幸 - 弁護士(2012/10/29 13:22)
親子間の土地の贈与は、契約書日付?登記の日?どっちで課税? 近江 清秀 - 税理士(2011/08/06 13:43)
韓国籍の相続登記 森田 智夫 - 司法書士(2011/06/02 15:09)
契約の効果はどこまで及ぶ? 新谷 義雄 - 行政書士(2011/06/02 20:00)