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閲覧数順 2024年04月24日更新

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仕事の成果と労力を混同して考えてはいけない

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経営者から「今の倍仕事をしろ」と言われたら・・・


一瞬で「ムリ」と思うのは早計です。


「今の倍仕事をしろ」という意味をもう少し深く考えてみましょう。



分かりやすい話でたとえると・・・


【現在】

一人あたり1000万円の売上

または一日あたりの処理件数50件


【目指す姿】

一人あたり2000万円の売上

一日あたりの処理件数100件


こう考えるとどうでしょうか。


まだムリですかね。


なぜムリだと思うか?

「ただでさえも残業や、休日出勤をしているのに倍なんて・・」


成果と労力を正比例して考えると私も難しいと思います。


気づいた方も多いと思いますが、成果と労力は必ずしも比例しません。


労力はそのままに、売上を倍にする。

あるいは労力を下げつつ、売上を倍にする。


分けて考えると、少なからずアイディアは出ます。


成果を挙げる直接的な行動を増やせば成果は挙がるので、間接的な行動を

減らす、あるいはどこかにやってしまうのがカギです。


営業活動で言うと、顧客との接点行動。

これが直接的な行動です。つまり商談数です。

もっと言うと、売上に近い商談行動は見積もりや提案工程です。


それを阻害しているもの・・・

・事務作業

・意味のない巡回的行動(請求書持参や何らかの立ち会い)

・日中行われる機能が重複した会議・会合


など。


この阻害しているものに着目をし、改善をしていけば労力は自然と

縮小できます。


もうひとつ。

売上に近い営業行動は、見込み客への訪問です。

初期接触は終わっているので、継続的に接触でき、かつ商売の話が

しやすい相手を狙えばそれだけ、成果は近くなります。


基本的な行動を見直すだけで、これだけ変わってくるのです。



仕事における労力と成果の関係を比例して考えないこと。

これが、倍仕事をするポイントです。


仕事を時間の経過としか捉えられない方や

やる気のない人には意味のない話です。



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