- 中島 竜一
- 株式会社外構職人ナカシマ 代表取締役 外構職人
- 愛知県
- エクステリアコーディネーター
対象:エクステリア・外構
- 久保田 優一
- (ガーデンデザイナー)
デッキや、板塀などに使う、材木は
いったいどのくらいで、
どんな変化がでてくるのかな?
手入れは、どのくらいしておくと、
何年くらいは、腐らないんだろう?
こんなことを多くの人が疑問に思います。
実際に、私が資材置き場で
木の耐久性についての研究をしていますが、
(といっても、切れ端を、置いてあるだけなのですが、)
何も、手入れせずに、ほんとにおいておくだけで
どれだけ腐ってくるのかの、
カメラは見た!
貴重な衝撃映像が、上の写真です。
左からSPF材、レッドシダー、ウリン、セランガンバツとおいてあります。
これで、約半年経過くらいです。
でも、塗装はなく、
究極にモノグサな人が、
ウッドデッキをつくったという場合ですので、
しっかり塗りなおしていけば、
それなりに、まだまだ、使えるわけです。
木の味としては、節のあるレッドシダーが
良いと思うのですが、
ささくれや、割れ、ひび、反り、節の抜けなどが、
気になるような方は、
やはり、デッキは木粉入り樹脂をおすすめです。
ウリンなどのハードウッド製のデッキ材でも
割れやささくれはでるので、完璧ではありません。
で、実際のところ、
レッドシダーのデッキなどだと、5~7年ほどたつと、
靴の裏の土などについていた、木を腐らせる菌のため、
腐ってくる部分がでてきます。
樹脂製のもののメリット、デメリットは、また次回に。