無垢のナラ材をはぎ合わせて天板をつくり、直径600ミリと小振りながらも、どっしりとした存在感を楽しめるコーヒーテーブル。脚元と天板裏側の幕板は、対角の脚同士を貫で繋ぎ、交差する箇所は、相欠き継ぎというそれぞれの部材を凹型に同じように切り欠いて合わせる継ぎ手を施しています。上下で組む事で、テーブルのぐらつきをさらに抑え、構造体としても強いつくりが特徴です。小振りでありながら、しっかりとしたつくり自体が家具の形を決めている商品といえます。
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このコラムの執筆専門家
- 渡邊 謙一郎
- (インテリアデザイナー)
- 株式会社スタンダードトレード 代表取締役 社長
結果として長く残るような家具をつくっていきたい
目黒区五本木にオリジナルの定番商品を販売するショップ、横浜には自社工場を構え、個人住宅用の特注家具を中心に、質のいい材料を選び、長く使えるようなシンプルで雰囲気のある家具を手がけています。また、店舗、事務所、住宅のリフォームも対応可能です。