難聴、顎関節とカイロプラクティック・・論文紹介2
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カイロプラクティック
耳鳴り・めまい・中耳炎・顎関節
2007-09-10 20:32
この論文は、2002年に手技療法の学術誌「JMPT」*1に発表されました。
患者は、41歳の女性、両耳の痛み、耳鳴り、めまい、聴力減少と頭痛を訴えていました。以前に耳の感染症で抗生物質による治療を受けた既往歴がありました。
彼女の症状は、顎関節症と診断され、医師や歯科医の治療を受けたのですが、効果はありませんでしたが、カイロプラクティックの施術を上部頚椎に行い、症状は9回の施術で改善しました。
この論文で、耳の症状と顎関節が深く絡んでいること、そして、頚椎の問題もからんでいる言うことが見えてきます。
西洋医学のような部分に分けて分析する手法のデメリットが如実に現れた症例だと思います。
「カラダの全体の関係性でみる」と言うことが大切ですね。
(西洋医学の見方の必要性もありますので誤解のないようにお願いします)
山中英司
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*1J Manipulative Physiol Ther 2002(Jan);25(1):63-70
このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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