- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
住宅の設計において、光をどの程度取り込むかは常に頭を悩ませるところです。
燦燦と明るいスペースを望む声は多いのですが、何も考えずに南側に大きな窓を並べてしまっては、まぶしくて、暑くて、特に夏場などは非常に不快な空間ができることになります。何事も適度であるということが重要で、そんなときに私がよく使うアイテム「障子」をご紹介します。
障子を通してふりそそぐ光は、なんともいえない柔らかさがあります。純白のイメージといい、まるで大好きな豆腐のようでもあります。無垢材の床や漆喰の壁とも非常に良く合う柔らかさが、なんともいえない表情を生み出します。