- 新谷 康二郎
- Crisp Drum School
- 東京都
- 音楽講師
対象:楽器レッスン
さあ、スティックを手に入れて、いよいよドラマーの仲間入りとなった貴方。
さあ、叩いてみよう!!
……といわれても困りますよね(笑)
でもドラムがどんなものか、知る必要がありますよね。
まずはやっぱり実際にドラムセットに触れることです。
…ドラムセットを持ってない?
大丈夫、ドラマーはドラムセットを持っていなくても、叩かせてもらえるところがあるんです。
そう、貴方の街の、音楽スタジオ。
ぜひ、調べてみてください。
大抵の音楽スタジオには、ドラムセットが常備されていて、スタジオレンタル料金だけで自由に叩くことができます。
しかも、個人練習の場合はお安めに利用できるスタジオもあります。
手っ取り早く体験したいなら、ぜひ、
スタジオを調べ、
予約して、
スティックを持って、
いってみてください。
密閉された空間なので、誰も見ていません。だから恥ずかしがることはありません。
セッティングがわからない?
大丈夫、大抵のスタジオはドラムセットが「セッティング」された状態で置いてあります。
自分にあったセッティングがどんなふうなのかはだんだん発見していくものなので、細かいことは気にせず、ドラムセットの前に座って、目の前のものをスティックでいろいろと叩いてみるのです。
それがまったく初めての体験なら、素晴らしい感動が広がるかもしれません。
どこを叩くとどんな音がするのか、その音色や、音の大きさにびっくりすることでしょう。
そして、この体験が、後々の上達にものすごく反映されます。
「どこを叩いたらどういう音がするか」
を知ること。
これはドラムの第一歩。
音楽スタジオのほかには、楽器屋さんで「試奏」させてもらう、というのもありですね。
楽器屋さんには今人気の電子ドラムもあります。
最近の電子ドラムは非常にによくできていて、感触や音も、まるで実際のドラムセットのようです。
そのほか、私がやっているような教室にお越しになって、体験するというのもよいと思います。
別のコラムでも書いたように、ドラムはさして音楽理論を必要としない楽器です。
譜面も読めたに越したことはないですが、読めなくうてもドラムがたたけるという人もたくさんいます。
それくらい気軽に始められます。
スティックを手に入れたら、とにかく叩くところを見つけて、ドラムの「音」を是非体感してください。
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