- みやの ゆきこ
- コンディショニングアドバイザー ピラティスインストラクター
- 東京都
- ピラティスインストラクター
なんとなく調子が悪いとか、地震でもないのに揺れている感じがするとか、増えてませんか?
直接的に被災をしていなくても、被害の状況を見聞きしているうちに、知らず知らずココロを痛めてしまい、調子を崩す人もいるようです。
そして地震じゃないのに揺れている…地震酔いだそう。
「バランスを取るために必要な三半規管。地震酔いはこの組織が病的な変化を起こしている訳ではなく、三半規管と協調して働く頭や首を支える筋肉の緊張や、精神的な緊張が問題になって生じると言われています。そのためには、これらの筋肉の緊張をほぐし、心身ともにリラックスを図ると”酔い”の症状が大幅に軽減されるでしょう」
理学療法士の先生からの情報より
そこで、大切&簡単にアプローチできる方法として”呼吸”のご提案。
寝る前の数分間を活用して…
1、仰向けになります。
2、まずは背中を感じてみましょう。どこが布団に当たっているのかな?とか、たくさん沈んでいるところはどの辺かな?とか。
3、鼻からゆっくり息を吸います。その空気が首を通って背中全体に満ち溢れていくのをイメージします。
4、口からゆっくり吐き出します。口は通り道なので軽く開けておいてください。そこからゆっくり、長く、長い時間をかけて吐き出して行きます。
呼吸はイメージと連動させると効果が倍増します。
こんなイメージをご提案→上の番号のときと連動させてみてください。
2、背中って案外ゴツゴツしてませんか?板のように真っすぐではなくて、盛り上がるところがあったりへっこんでいるところがあったり。背中全体に硬いバターを塗ったイメージをしてみましょう。そのバターが身体の熱で温かくなり溶けていくように、身体の力が抜けていくのを感じてみてください。
3、森の中にいるときに感じるキラキラした空気が身体へ入ってきます。そしてその澄んだな空気が満ち溢れていくと首や背中がどんどん広がっていきます。
4、息を吐くと、胸が重くなって腰の方へ近づいていきます。すると同時に胸が軟らかく溶けて首から離れていくので、首の空間ももっともっと広がっていきます。
このイメージというのはキューのことで、ピラティスのレッスンで動きを引き出すために使うものです。本当なら私の声でお届けしたいところですが…
疲れきっちゃってバタンキューしちゃう方は、会社で仕事している合間の数分とか、電車移動のときでもOKですよ!
そのときは、ちょこっとだけ姿勢を良くしてやってみてください。ただし、姿勢をよくするために身体が緊張してしまっては逆効果。あくまでもリラックスするためにというのを一番に置いててくださいね。
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