- 嶋崎 眞二
- なづな工房一級建築士事務所 主宰
- 兵庫県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
これから作っていくものだから
施主にとって
部分は参考にできても
全容は、出来上がるまで
掴みにくいのが家づくりだ。
だから
自らの検証・確認とともに
いろんな表現でそれを伝えようとする。
平面図で、立面図で、パースで・・。
そして何より大事しているのが
模型表現だ。
基本計画では 1/100スケールでの検討。
いくつかのプランを検討するたびに制作する。
敷地に対するバランス。
建物のフォルム。
制作過程では、切り取ったり貼り付けたり
大胆に加工していく。
基本計画がまとまると
1/50スケールの模型の製作をする。
倍のスケールになると
内部の雰囲気がわかるようになる。
家具や庭などをリアルに作っていくと
建物内での人の動きがイメージできるようになる。
目線を下げて覗き込んだり
屋根を取って、床を取って
上から眺めたりしながら、建物を体感してもらう。
また、実施設計に移行する上での
納まりや注意しなければならないポイントも見えてくる。
現在K邸の1/50模型を製作中だ。
テーブルはパーツや破片でいっぱいになる。
壁を立ち上げ家具を仕込み、3階を目指している。
さあ、もう一息だ。