- 宮田 幸治
- 株式会社宮田IFA事務所 代表取締役
- 埼玉県
- 経営コンサルタント
対象:財務・資金調達
こんにちは。株式会社宮田IFA事務所代表の宮田幸治です。
3月6日の自分のブログに「投資を始める前に少しだけ考えてほしいこと」として、次のように記載をした。
「いつ何どきに何がおこるか誰にもわからない時代なのだ」というものだ。今回、3月11日に不幸にも東日本大震災が発生した。被災された地域の皆様には心よりお見舞いを申し上げる。また復興に向けて、私自身ができることは可能な限り微力ながらご協力をしたいと思っている。
「いつ何どきに何がおこるか誰にもわからない時代なのだ」とは投資に関しての一つの考え方としての発言である。だが今回、やはり人生は何がおこるかわからないとあらためて思ったのである。ここで投資に入る前に、もしくは日々の生活の中で一度確認をみなさんにしてもらいたいことがある。
次の内容に答えることができるだろうか。正確である必要は全くないが、可能な限りお答えいただきたい。
1 御自分の資産はいくらありますか。
2 御自分の負債はいくらありますか。
3 資産から負債を差し引きし、正味、純資産額はいくらありますか。
4 資産および負債を「証明する」書類はありますか。根拠となる資料はありますか。第三者に説明ができますか。
以上、4つの内容をすぐに回答もしくは説明ができるであろうか。多くの方は、1から3まではとりあえずは答えられるとは思う。だが4のその内容を証明することは非常に難しいのではないであろうか。私も初めてこの質問を受けた時は、2から4は答えることができなかったのである。ましてや4に関しては、思ったこと、考えたこともなかったのである。
この証明する書類、根拠となる資料がないと、当然ではあるが、緊急時において相手、(金融機関や行政機関)と交渉ができない。
資産運用をしていた人からすると、現金に換えることができない可能性がでてくる。
仮にできたとしても余計な時間がかかるのは容易に想像ができるであろう。緊急時においてはまさに時間が勝負である。何よりも自分の財産なのであるから、やはり証明ができ、第三者に説明ができなければいけないのである。
今回の東日本大震災は、本当に不幸な出来事である。だが、その出来事から学ぶことが非常にたくさんあるのだと思う。
資産運用も大事であるが、資産をちゃんと管理することも非常に大事なのであり、命を守ることにもつながるのだ。
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