- 堀口 雅子
- ベターライフスクエア ベターライフ・ナビゲーター
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
繰上げ返済をするタイミングを変えるのはどうか?という
思いもあったので、こんなシミュレーションもしてみました。
金利はこれから上がるかもしれない。
いきなり100万円が手元から無くなるのは心配。
もうすこし貯金を増やして100万円が減っても貯金が枯渇しないようにしておきたい。
そういうタイミングで繰上げするのもいいかな?ということでした。
2020年に固定金利2.8パーセントが満了し再び10年固定を選択した場合
※繰上げ返済は今までずっとしていない
金利4.0パーセント
「返済期間中ずっと金利優遇」を契約時に選択して1パーセント優遇で3.0パーセントとする
毎月返済額 10万4602円 10年で支払い総額約1255万円うち利息が約452万円
このときの返済残高 約1886万円
Mさんの住宅ローンは固定金利満了後も1パーセント優遇されるような契約になっています。
これは金融機関によっても違うし、ローンを契約した時期によっても優遇の幅が違います。
また、固定金利満了後の金利選択が今までのものと違う場合は優遇がない場合も考えられます。
固定金利選択型で住宅ローンを組んでいる人は満了ギリギリで優遇じゃなかった!と慌てないように
早めに所定の支店へ問合せをして確認をしたほうが良いと思います。
繰上げ返済をすぐにした場合
例 2020年4月に実行
繰上げ返済の予定 約100万円
期間短縮型の場合 返済期間1年5ヶ月短縮 支払利息が77万9273円減少
返済額軽減型の場合 毎月返済額が毎月5841円減少 支払利息が39万3009円減少
このように、返済額や利息の違いがあることを知り、
Mさんはこれらをもとに
ライフプランに実際の返済予定を入力したものを見ながら
子どもの教育費の大きな出費と重ならないか検討していきました。
Mさんのご家庭のようなケースは多くのご家庭で思い当たると思います。
住宅ローンの返済シミュレーションや
将来の支出を見据えて作成するライフプラン作成、キャッシュフロー作成は
ほんとうに大切ですよ。
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