ここでは上Q&Aの一級建築事務所の開設ケースを例に概算保険料を試算してみましょう。
【労災保険料率】
[事業主負担] 0.45% (A: ''全額事業主負担'')
【雇用保険料率】
[事業主負担] 0.9%
[従業員負担] 0.6% 計 1.5% (B:''64歳以上免除'')
【負担合計】
(A)+(B)= 1.95%
[注] (A)(B)とも業種により異なります。 それぞれの事業に対応する料率については上の 【雇用保険料率】 【労災保険料率】をクリックすれば確認できます。
また、この概算保険料の申告時は不要ですが、確定精算時に 一般拠出金 0.005% を併せて納付します。
仮に10月1日に従業員3名を(総支給)月額30万円(賞与なし・残業なし)で雇い入れた場合の概算保険料額は …
( 30万円 × 3名 × 6ヶ月 [10〜3月] ) × 1.95% = 105,300円
となります。
そして従業員の雇い入れから 50日以内 (必須)にこの額を上の(3)で労働基準監督署に ''申告'' した後、銀行や郵便局で ''納付'' するという流れになっています。
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