英語のモチベーションの話

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最近は色々と面白い教材が出ていますよね。「聞き流すだけで英語が話せる」教材とか、「たったの７２パターンで英語が話せる」教材とか。

あの売れ行きを見たら、僕も聞き流すだけで日本語が話せるようになる教材を作ろうかなと思いました。あとは、聞き流すだけで車の運転ができるようになるCDとか、会社の新人が聞き流すだけでプレゼンがスラスラ出てくるCDも売れそうですね。でも、「課長、任せてください。ここ一ヶ月、聞き流すだけでプレゼンで言うことがスラスラ出てくるCD聞いてますから。」という新人にはちょっとプレゼン任せたくないですよね...

何はともあれ、英語教材は本当にたくさんありますが、どれを買っても続かない人がほとんどです。

なんかモチベーションが続かないんですよね。

一日、二日はやってみるけど、「なんか違う」。ほとんどの方がそう思います。どんなに楽そうな勉強でも。

これはなぜでしょうか？答えはとても簡単です。答えは、「そもそもモチベーションが上がったことのほうが異常だからです。」

説明させてください。

ご自分の状況を考えてみてください。今まで特になかった英語に対するモチベーションは何かのきっかけで上がりましたよね。上がる前は特に高くもなく、あるのかないのかよくわからないぐらい。それが通常の状態です。そして何かのきっかけで上がったのです。だから異常なんです（悪い意味ではありません）。

だから、時間が経つと自然と通常の状態に戻るわけです。時間が経つと、モチベーションは通常のレベルまで落ちてくるんです。

だからモチベーションを上げたければ、そのきっかけとなるようなことをすればいいんです。

あなたはいつモチベーションが上がりますか？英語勉強法のメール講座に登録する時とか？英語本を買った時なんかはいかがですか？あるいは本屋の英語セクションに行っただけで上がったりもするかもしれません。

でも、実は一番パワフルなのは、あなたが「やっぱり英語を勉強したい！」そう思うきっかけとなった出来事です。その出来事を思い出してください。

以前、私がお話させていただいた方の中にはこういう方がいました。

「大好きな歌手と挨拶を交わす機会があったのに、ハローしか言えなかった。。。」

「何が面白いのかわからなかったけど、まわりが笑ってたから一緒に笑った。。。悔しかった」

「会社の先輩の英語に憧れて」

きっかけは色々とあると思います。しかし、その中でも一番大事なのは、上記のようなきっかけです。あなた自身が「英語を勉強したい！」と思ったあの瞬間です。ちょっとその瞬間を思い出してみてください。

あの時の感情が少し湧いてきませんか？

ちょっと「がんばってみようかな」と思いませんか？その時の気持ちを思い出すことができれば、あなたは「英語勉強スイッチ」が入った状態になります。

でも、まだ勉強しないでください。勉強したい気持ちを押さえてください。ここでまた、市販の教材を使って勉強しても、あまり意味がありません。

だからと言って、僕の教材を売りつけようというわけではありません！

次回の配信まで少しお待ちください。その時にあなたの「英語勉強スイッチ」が入った後のステップについてお話します。

次回のステップはとても大事な話になります。英語にはこういう表現があります。「Don't get off on the wrong foot.」直訳すると、「出だしでつまづかないで」、「第一歩を誤らないで」という意味です。１００メートル走のスタートをイメージしてください。スタートで右足を出すところを左足をだしちゃたらどうなりますか？スタートでつまづいて、台無しです。

今「英語勉強スイッチ」が入ったところで、スタートをしくじると、また「やっぱり英語ダメだな〜。続かないな〜。向いていないのかな？」と悩むきっかけになります。だから、お願いします。絶対に次回の配信まで英語の勉強を始めないでください。

もう既に英語の勉強を始めている方は大丈夫です。そのまま続けてください。まだ始めていない方は少しお待ちください。

どうすれば最高のスタートが切れるかをお教えします。

それでは、しばしお待ちください。

イムラン