
- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
埼玉県川口市にて進行中の住宅の階段手摺りが取り付けられました。
この家は20坪程度の狭小地に建つ3階建て住宅です。当然1フロアーのプランは非常に小さいく、階段の面積は必要最小限におさえたいので、フロアーのほぼ中心に螺旋階段を配置することになりました。通常の螺旋階段というのは1坪で納まることができます。しかもそれをほぼ中心に配置することによって、間仕切壁としての要素も与えられます。つまり階段が空間を仕切り、それぞれのスペースの要素を決めることができるのです。こうすることで、階段以外の壁や建具といった材料も削減することができ、コストダウンにつながっていきます。