ネット社会におけるお客様の「今昔物語」！？

おはようございます。パウダーイエローの稲垣史朗です。

今までこの仕事に従事して３６年を経過していますが、ここ１０年位のお客様の推移の傾向が様変わりしてきた感があります。いわゆる、パソコンの一般的な普及が浸透する中でかなりの割合で

人間の接し方が「アナログ」～「デジタル」へ変貌してきた感が非常に多く見受けられます。

「アナログ」的とは、一般的にホームページをご覧になり直接お電話でお問い合わせを頂く方を単にその様な表現で呼んでいる訳ですが・・・その真逆に台頭する表現が「デジタル」化したお客様のこをその様に呼んでいます。

お客様の姿が全く見えない中、気配すら感じない中での味気ない「メールのみの対応」で、全てを判断されるお客様には本当に戸惑うばかりです。

私はこの様なお客様を「ネットサーファー」と勝手に読んでいます。

自分の姿や声を見せること無く「プロの情報」だけを収集する方達です。情報が「タダ」と言わんばかりにネットには情報があふれていますが、ことリフォームに関するアイディアやノウハウ・・・はたまた一般的な見積もりは決して「タダ」で蓄積される物ではありません！メールの文章だけで何が判断できるのでしょうかね？甚だ疑問不です！価格も大事ですが、人間の中身まで判断しないで・・・お金に振り回された悲しい人生とも思えますね！お金で買えない「大事な物」があることすら分らない人々が非常に増殖した感が本当に有ります

ネット社会で、如何に値段が安い物を見つけるか？

この風潮が全ての業界に蔓延しているのではないかと危惧してなりませんね・・・人間として、決して世の中は一人で生きている訳ではなく、いつも誰かのお世話になり生かされていることに気がつかない人達があふれている様な気がしてなりません！

人様に対して、「お陰さま」の感謝の気持ちが無いのでしょうね・・・昔は「道徳」と言う授業がありましたが、今はその様な事すら教えてくれるところが無くなりつつあります。本当は家庭での教育でもある訳ですが、子供の教育前に育ての親の教育をやり直さなければいけない時代の様な気がしています。

私は出来る限り「アナログ」的なお客様とのお付き合いを大事にしていこうといつも思っています。