インドの経済事情(3/7回目) - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

小林 治行
株式会社コバヤシアセットマネージメント 代表
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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インドの経済事情(3/7回目)

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  1. マネー
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インドのイメージというと、ターバン姿、牛を神とみるヒンズー教、一生親の職業によって職が決められるカースト制度、貧困層の多さ、仏教の発祥地、インダス文明、タージマハールなどでしょうか。

【建築】インド人は元来、建築の技量は高くないようです。
インドの建築物としてインターネットで検索をしても、寺院が多く、それもそんなに古い物ではありません。やはりタージ・ハマール廟しか知っているものが出てきません。

このタージ・マハール廟が建設されたのが、1632年から始まり20年掛けて完成しました。
この霊廟はインド・ムガール帝国の第5代シャー・ジャヒーンが愛妻ムムターズの死をいたく悲しみ、ペルシャ出身の妃をしのんでペルシャ人に設計・建築させたという説が強い。
つまり、建築はインド人でないと言うことになります。

【歴史】古代インダス文明を支配したのは、紀元前2000年ごろ西方から進入してきたヨーロッパ系のアーリア人で、このアーリア人がバラモン教を普及させてインド最初の支配者になりました。
紀元前4世紀にはインドを統一したアショカ王は仏教を保護したが、その後9世紀にはチョーラ朝が南インドを統一。一方北インドはアフガニスタンから来たガズニ朝が侵略するするなど王朝は混乱しました。
13世紀には西からイスラム教が各地に浸透しました。
1498年にはバスコ・ダ・ガマがポルトガルから艦隊を率いてインド南部に上陸。
この後上記のムガール王朝になって行く訳です。

歴史の項は次回に続きます。