友人との共同制作(起業) (Q&A回答続き) - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

後藤 義弘
代表取締役
社会保険労務士

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月15日更新

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友人との共同制作(起業) (Q&A回答続き)

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Q&A番外編 合同会社 (LLC)
[ちなみにここではお話しませんが、逆に(3)には(1)(2)にない税制面のメリットが用意されている点に大きな特徴があります、ご興味があればお問い合わせください]  顧客との取引上支障がなければより負担の軽い(3)での運営も選択の余地は出てくるかと思います。


2. 会社等設立・運営コスト


次にこれら3つの「ハコ」を作るコスト(登録免許税・印紙代・専門家 [司法書士] への手数料など)の目安は以下のとおりです。

  (1) 25〜35万円
  (2) 10〜20万円
  (3)  6〜15万円

あと組織運営上のコストについてですが、ひとまず人の雇用を考えなければ、基本的な会社の維持費としては、決算業務など会計関連の専門家(税理士さん)への依頼コストが(専門家、運営形態により多少のばらつきはありますが)年間約 50万円 ほど、また(1)(2)については決算が赤字であっても(東京都の場合)最低 ''7万円'' の税金の支払いは必要になってきます。
あとお二人が会社から何らかの「報酬」をとる場合、その報酬額の 約12% の社会保険料の会社負担なども運営コストとして考えておく必要があります。 (人を雇用すれば、概ねお給料に対しほぼ同率の約 [13%] のコスト負担が別途強いられます)

以上、3つの運営形態の概略につきお話しましたが、紙幅の制約上それぞれの運営形態について詳細な違いをお伝えすることができず申し訳ありません。 
税効率や経済性など詳細な検討をご希望であれば再度ご質問、お問い合わせにて対応させていただきますのでご遠慮なくお申し付けください。

今後ともAll About ProFileをよろしくお願いします。

  【画像】 ''バルセロナ ゴシック地区のとあるブティック ''