- 深井 貴明
- 商売設計株式会社 感性マーケッター | セールスコピーライター
- 広島県
- マーケティングプランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
新聞を読んでいたら、驚くような記事が掲載されていました。
記事の内容はこうです。
「ディズニーランドを運営する株式会社オリエンタルランドは2009年3月期の連結業績は、
売上高、営業利益のいずれも過去最高。入園者数は、過去最高の2722万人」というもの。
2009年といえば、不景気の真っただ中です。
不景気になれば、家計費から真っ先に削られるのは娯楽費です。
ディズニーランドで遊ぶ費用は、大きな娯楽費のはず。
そんな不利な状況において、この結果はまさに奇跡です。
なぜ、この不景気の中、ディズニーランドは過去最高の売上を出せたのか?
その理由の一つに、販促活動に力を入れたことが挙げられます。
数多くのイベントを開催し、来場者を集める努力をしました。
しかしそれだけで、この大不況という逆風を乗り切ることはできるでしょうか?
今回の成功には、積み重ねた顧客満足が大きく寄与していると、私は考えます。
お客様は、購入した商品に満足すれば、その後も商品を買い続けてくれます。
新商品を案内した際も、快く読んでくれます。 それは当然、販促結果にも良い影響を与えます。
もし、商品に不満があれば、商品を買い続けることも、新商品を購入することもなくなります。
このように、商品満足度は、その後の販促結果にも大きな影響を与えるのです。
ディズニーランドは、顧客満足を重視し運営してきました。
その積み重ねてきた顧客満足が、今回の成功を支えていたはずです。
ものが売れないのは、不景気のせいではありません。
不景気になれば、娯楽費は削減されますが、まったく使わなくなるわけではありません。
よく吟味してお金の使い先を選ぶようになるのです。
お金の使い先として選ばれるかどうかは、積み重ねてきた顧客満足がものをいいます。
そしてときに、積み重ねてきた顧客満足は、奇跡をも起こすのです。
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