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深井 貴明
商売設計株式会社 感性マーケッター | セールスコピーライター
広島県
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閲覧数順 2024年04月22日更新

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説得力のある文章の書き方 続き | コピーライティング

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著者物を引用する

人は活字に弱いものです。
本に書かれていることは、信憑性の高い事実だと感じます。
「○○という書籍にはこう書かれている。・・・」と書くことで、説得力が増します。
それも専門書籍や著名な方の本であればいっそういいです。

たとえば、「○○の専門家の著書○○にはこういう一文があります。・・・・」
「厚生労働省のデーターではこのような数字が挙げられています」とデーターを引用します。

 

自分で調べたものや書いたものは信憑性が疑われますが、
国や公的機関の発行物であれば信用せざるをえません。

 

他人の文章を借りることで、自分の文章に説得力を持たせることができます。

 

 

 

「思います」ではなく、「です」と言い切る

「思います」が続く文章は、自信が感じられません。
そのため、「思います」が続く文章は、誰にも読んでもらえません。
「やりたいと思う」ではなく「やる」と言い切る文章は自信が感じられます。
自信のない文章には説得力がなく、読んでいて安心できません。
言い切ることで自信が伝わり、説得力を生むのです。


 

「!」を多用しない

「!」(ビックリマーク)を、多用すると説得力を失います。
「!」が付くもので、ビックリするようなものはありません。
本当は大したことではないのに、大したことのように見せるために「!」を使っているからです。

「!」が1個ならまだ許せます。
ひどい場合は、「!!」とか、もっとひどい場合は「!!!」もあります。
もう、ビックリマークのインフレ化です。


さらに「!?」(ビックリかも)まであります。
文章を書くが人が使う記号ではありません。

「!」を使うほど、文章は軽くなってしまいます。
「!」は、できるだけ使わずに表現するようにしてください。

 

 

 

言い訳を書かない

「私は、こんなことを書く立場ではないのですが、どうしてもと勧められて書くようになった次第です」
このような言い訳をはじめに書く人がいます。
当然、説得力のある文章にはなりません。


言いわけは「大目にみてね」というメッセージです。
始めに言いわけを書くような文章は、読んでいても仕方ありません。
読んでいる時間がもったいないです。
言いわけを書くぐらいなら、始めから書かなければいいのです。

 

 

プロフィールを載せる

私は書籍を買う際、プロフィールを見て購入します。
多くの方も同様にプロフィールを見るはずです。
出版業界では、プロフィールで売れ行きが左右される、とさえ言われています。
それほどプロフィールは重要なのです。

 
これは、書籍だけに限りません。
読者は誰が書いたのかを意識しています。
人は、誰が書いたのかで、書かれている内容を判断しているのです。
プロフィールが魅力的であれば、内容もしっかりしていると思い込みます。
魅力的なプロフィールを作ることで、文章に説得力を持たせられるのです。

 

 

 

 

実績を載せる

初めての相手と取引をする際に、気にするのは実績です。
実績がなければ、怖くて仕事を頼めません。
逆に、実績があれば、安心して仕事を任せられます。

そのため、実績はできるだけ載せるようにしてください。
・過去にこれだけの仕事をしてきた。
・大手の仕事を受けてきた。
・行政や政府からの仕事を受けてきた。
・有名人から注文があった。
このような実績は掲載するようにしてください。

実績は会社の財産です。
できるだけアピールするようにしてください。


 

数字の「3」の力を活用する

人はなぜか3という数字が好きです。
そのため、3という数字はよく使われます。
「ランキングトップ3」「3大珍味」「3大名所」「3種の神器」「3分クッキング」などなど。
2や4が使われることはあまりありません。

2つや4つと言われるよりも、3つの方がインパクトはあります。

私は、4つのメリットがある時でも、あえて3つにするときがあります。
2つしかないときは、3つに増やそうと努力します。

 
こんな感じで、人に何か説明するときにも3を使います。
「メリットは3つあります」
「証拠は3つあります」
「特典は3つあります」

 

3という数字には、論理的な説明ができない不思議な力があります。
なぜだか分かりませんが、しっくりくるのです。

 

   

1番を強調する

人は1番に弱いです。
そのことを表すのに、よく使われる例があります。
「日本で1番高い山は富士山。では2番目に高い山は?」
「日本で1番長い川は信濃川。では2番目に長いのは?」
と聞くと、多くの人は2番目を答えられません。
1位と2位とでは、大きな差があるのです。

 
人を説得する際に、「1番」を使うと効果的です。
「1番人気があります」「1番売れています」「1番評価が高いです」
「1番実績があります」「社歴が1番長いです」などなど。
そう言われると、「1番だからいいのだろう」とつい納得してしまいます。
「1番」と書くだけで文章に説得力を与えられるのです。

 

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