- 新谷 義雄
- 行政書士しんたに法務事務所 行政書士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 京都府
- 行政書士
大家さんとFPのマンション経営9回目です。収益不動産として利回りの良いマンションをご検討中の方などにお勧めなのが収支計画上は高利回りでも、十分に「修繕歴」をご確認ください。
築20年にもなるとマンションで、相続などを機に売却する・・・と言ったケースではお値打ち価格で売り出されている場合もあります。収支計画も立てて、銀行の融資も十分検討した上でGOサインの前に、それだけの物件ですので過去の修繕歴を確認するのは必須でしょう。
収支調査ではなく、物的調査に当たります。第三者的見地から
1.立地条件
2.管理状態
3.デュー・デリジェンス
4.建物仕上げ状態
5.構造
6.耐震性・設備の劣化状況
7.土壌汚染
等が挙げられます。購入後、思わぬ出費が発生する可能性や、退くに退けない状況に陥り、銀行への返済は待ってくれないと言う窮地に立たされる場合もあるからです。利回りの良い中古物件ですのでそれなりのキズモノと割り切れれば良い買い物ができるかも知れませんが、当初の予想を大きく上回る修繕工事などで、一時に急激なキャッシュフロー悪化等が起こりうるリスクは事前に専門家の鑑定を受けた方が良いかも知れません。
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