株式会社ネクストのHOME’Sマーケットレポート首都圏:賃貸2010年12月度によると11月同様23区の平均マンション賃料はいまだ下落傾向にあるようです。平均礼金は、1年前の下落傾向から比べると底堅く推移しているものの減少傾向はゆるやかに続いていくと思われます。
礼金減少傾向の理由はいくつか上げられます。一つは、貸主側として空室率の上昇及び空室期間の長期化が上げられます。また、リーマンショックの景気悪化後入居者は、入居費用についての意識が高くなり礼金減少に拍車がかっていると思われます。
インターネットによるお部屋の問合せにについて、礼金0物件を不動産会社に問い合わせる割合は、8ヶ月続いた対前月比下落が止まったものの41.7%とと高く推移しております。
今シーズンに入り賃料・礼金の推移が需要増の期待からなる様子見状態なのか、回復或は下落傾向にあるのか2月、3月のレポートに注目していきたいと思います。
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