- 新谷 義雄
- 行政書士しんたに法務事務所 行政書士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 京都府
- 行政書士
マンション経営にもっとも心配なのは「空室率」シーズンを逃さず+優良入居者の転出を食い止める大家さん独自の活動が必要になってきているのかも知れません。最近の動向として一例ですが、
1.ライフスタイルの多様化から物件の明白なコンセプトを提案。
2.初期コストは低く、ランニングコストで回収
3.周辺相場だけを参考にしない
4.物件探しの多様化
などが挙げられます。一時期リノベーションも流行ったのですが、リーマンショック以降の不況でリノベーションで家賃を上げている物件苦戦したようです。若干、1のコンセプトの明白化にもつながるのですが、生活空間としての機能だけではなく「付加価値」としてコンセプトを明確にし、見込み客の誘導につなげるなどが考えられます。それには「見込み客の属性調査」などから「賃料」だけを算定するだけでなく、「定性的なニーズの分析」も必要でしょう。2.の初期コストの低価格化は礼金等を下げて、家賃の値上げでトータル的に回収する方が入居率は上がる傾向にあります。もし空室を早期に埋めるのなら、初期費用から見直したり、キャッシュバックや、フリーレントの導入も考えてみましょう。単純な受給関係で家賃を下げても売れないと言う事ですね。
3.の周辺相場を参考にしない。のも同様です。様々な付加価値や、物件としての要素+インターネットでの部屋探しが主流となる中で、消費者はに物件の間取りや価格の以外の条件を求めます。4.の物件探しの多様化はインターネットで物件を見る前から予備知識や、比較が容易になったと言う事です。消費者の求める検索ワードを考え、あらゆる媒体で物件が選べる環境を創る事も新しいマンション経営の形かもしれません。
以上、多少偏見のある私の愚見ではあるかと思いますが参考にしてみて下さい。画像は筆者がデザインした賃貸不動産のホームページサイト画像
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