- 中村 嘉宏
- 株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
- 東京都
- 宅地建物取引主任者
対象:お金と資産の運用
およそ人間に関わることについては、
未来を予想してもあまり意味がない。
だが、すでに起こり、後戻りのないことであって、
10年後、20年後に影響をもたらすことについて知ることは
重大な意味がある。しかもそのような
すでに起こった未来を明らかにし備えることは可能である。」(ドラッカー)
ドラッカーは、「人口構造の変化」こそ
唯一未来を予測することができる要因としました。
『週刊 東洋経済』(6/9号)の特集は
「ひとりで生きる」。
記事では、単身世帯の増加、
とくに高齢者の一人暮らしが増えることの社会的影響のほうが、
よく言われる「少子高齢化」のそれより大きい
と予測しています。
不動産投資にはもちろんですが、
今後の企業経営や社会生活全体を考える上でも
非常に興味深い記事です。
弊社の事務所(市ヶ谷)近くにあるスーパーの
食品売り場の商品は
一パックに入っているお惣菜の量が少ない。
番町や麹町など高級住宅街が控えているとはいえ、
深夜11時まで営業しているオフィス街の真ん中のスーパーですから、
明らかに近くに住む単身者狙いの商品構成です。
また、世間では
大型液晶TVが売れていると言われていますが、
実は小型の液晶TVの方が売れているそうです。
これも、単身者が増えていることによる現象のようです。
《2につづく…》
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