- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
03-5803-2500
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
こんにちは!
さて、ここにきて新興国の「金」の保有量が急増しています。
ソブリンリスク(国債リスク)が取りざたされるようになる中、外貨準備の運用先として、「金」にマネーの一部が向かっています。
過去データからみれば、かなりの高値圏で推移していますが、IMFやヨーロッパによる「金放出」が一段落したため、新興国の中央銀行による「買い」によって、相場を一段と押し上げている状況です。
各国中央銀行の金の保有量をみると、
<2010年12月末保有量>
保有量 外貨準備に占める割合
1位米国 8134トン 73.9%
2位ドイツ 3402トン 70.3%
3位イタリア 2452トン 68.6%
4位フランス 2435トン 67.2%
5位中国 1054トン 1.7%
6位スイス 1040トン 16.4%
7位ロシア 775トン 6.7%
8位日本 765トン 3.0%
9位オランダ 613トン 57.5%
10位インド 558トン 8.1%
などとなっています。
10年前の中国は2.7倍、ロシアも2倍、インドは5割増しとなっています。
反面、日本は10年前と“ほぼ変化なし”です。
世界第2位の外貨準備を持つ日本ですが、その割には、「金」の保有量が少ない気がします。
米国債に集中するような運用は、“米ドル”の下落リスクをも背負う形となるため、「金」だけではありませんが、もう少し多様な資産への分散を考えてもらいたいものですね。
さて、本日、13時半から「新春!海外ファンド勉強会」です。
今年最初の講演ですので、参加者にご満足いただけるよう頑張ってまいります!
なお、昨日メールマガジンを発行しました。
今回は、「MENAファンド」をご紹介しています。
ご興味がある方は、是非、ご購読を↓
http://www.mag2.com/m/0000121186.html
では、今週も良き週末を!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します
信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
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