- 中村 嘉宏
- 株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
- 東京都
- 宅地建物取引主任者
対象:お金と資産の運用
「(老人ホームに入居しているお母様の)生活費を確保するため」
という理由で
ワンルームマンションをお買い上げになった
お客様がいらっしゃいました。
「老人ホームの家賃などは年金などで賄えるものの、
そこでの食費や雑費は別に用意しなければならないので、
購入した不動産からの収益をそれに当てます。」
とおっしゃっていました。
「預金は取り崩していけばいつかは0になる。
不動産は長期で収益を生み続け、
しかも元金(物件)がなくなってしまうことも無い。」とも。
自分がいくら年金を受け取ることが出来るか
気になる方も多いと思います。
(ご自分の年金見込み額は
社会保険庁のHPhttp://www.sia.go.jp/で試算することが出来ます。
ただ、あくまで「試算」です。
将来この金額がもらえるわけではありません。)
総務省家計調査(H16)によれば、
世帯主60歳以上の生活費は、月額25万円。
ゆとりある老後を送るためには、
月額38万円が必要とのこと。
(H16.生命保険文化センター)
60歳で退職後、85歳まで生きたとして、
必要な生活費はなんと
1億1400万円にもなります。
仮に退職金1000万円、
年金(300万円/年)があっても、
約3000万円不足します。
(日本生命のHPなどでも、
受け取り年金の額などの前提条件が違っていますが、やはり
「退職時に3000万円程度の貯蓄が必要」と書かれています。)
さて、どうしましょう? 《2につづく…》
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