- 辻畑 憲男
- 株式会社FPソリューション
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
-
03-3523-2855
対象:教育資金・教育ローン
今のように金利の低い時代にどのように教育資金を貯めればいいのでしょうか。教育資金をためる方法は主に下記ものがあります。
今のように金利の低い時代は、長期で金利を固定する商品はインフレリスク(*1)があります。かといって株式や投資信託は価格変動リスクがあり、外貨建て商品は為替リスクがあります。本当に迷うところです。そこで、選択する判断基準としては、ご自身が経済情勢に敏感になれるかどうかが重要になってきます。経済情勢に敏感になれるのであれば、株式や投資信託などの価格変動リスクのある商品や為替リスクのある商品でもいいでしょう。そうでなければ、インフレリスクをある程度回避でき、元本確保のできる商品の選択になってきます。下記の商品でそれに当てはまる商品は、低解約返戻金型積立利率終身保険、積立定期預金、普通預金、定期預金の期間が短期のもの、個人向け国債(3年固定、変動10年)になります。
(*1)インフレリスクとは、物価上昇による貨幣価値の下落リスクです。例えば、今ある100円ショップが300円ショップになったら、同じものを買うのに3倍のお金を出さないと買えなくなるということです。物価が毎年1%上昇するのであれば、利息はそれ以上つかないとお金が減っていくことになります
〔インフレリスクのある商品〕
学資保資(保険)
長期の定期預金(銀行)
〔価格変動リスクのある商品〕
株式(証券)
るいとう(証券)
積立型投資信託(証券)
投資信託(証券、銀行、保険)
〔為替リスクのある商品〕
外貨建ての保険(保険)
外貨預金(銀行)
投資信託(外貨建てのもの)(証券、銀行、保険)
〔元本確保ができインフレリスクが低い商品〕
積立定期預金(銀行)
普通預金(銀行)
短期の定期預金(銀行)
個人向国債(3年固定、10年変動)(銀行、証券)
低解約返戻金型積立利率終身保険(保険)
このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
このコラムに類似したコラム
教育資金(4)低解約返戻金型終身保険とは(保険の見直し・山下FP企画) 山下 幸子 - ファイナンシャルプランナー(2015/05/05 12:48)
教育資金(3)積立預金か、学資保険か(保険の見直し・山下FP企画・西宮) 山下 幸子 - ファイナンシャルプランナー(2015/05/03 11:57)
教育資金の準備と資産形成 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2011/10/12 16:00)
低金利時代、学資保険の賢い入り方 辻畑 憲男 - ファイナンシャルプランナー(2011/03/08 22:00)
「学資(こども)保険」の選び方 その1 森 久美子 - ファイナンシャルプランナー(2010/07/08 15:00)