- 原 聡彦
- 合同会社MASパートナーズ 医業経営コンサルタント
- 大阪府
- 経営コンサルタント
対象:医療経営
- 中井 雅祥
- (求人とキャリアのコンサルタント)
- 柴崎 角人
- (行政書士)
最近、中小病院から「収益改善の有効な施策を提案して欲しい」という相談が増えてきております。弊社では、診療行為発生から算定・レセプト請求までのプロセスを把握・分析し院内に発生している問題点を改善するために下記のチェックポイントの分析を行っています。
1.院内のシステム(情報伝達)の流れ
2.医師、コメディカルの保険請求への認識度
3.各種帳票の共有と使用度合を確認
4.医師、コメディカル、クラーク間のコミュニケーション
5.医事部門の知識の共有と標準化の進展度
6.システムの欠陥(問題)の発見意識度
パートナーコンサルタントと上記のチェックポイントで分析すると収益の機会損失(レセプト請求もれ)が下記の原因で発生しているケースが多く見受けられます。
☆診療現場サイドに起因するもの
1.指示・伝達の不備
2.記載の不備
3.診療報酬点数及び保険制度の理解不足
☆保険請求担当サイドに起因するもの
1.実医療に対する理解不足
2.保険制度の理解不足
3.診療報酬点数の理解不足
4.単純な算定ミス
収益の機会損失(レセプト請求もれ)が発生する原因は保険請求担当サイドだけにあるのではなく病院全体のシステム(仕組み)に起因することが多いので病院全体で収益の機会損失を防止する取り組みにチャレンジして頂いています。今後もチャレンジする病院を1件でも多く応援していきたいと考えています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!
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