雑穀シリーズpart2 雑穀を炊いてみましょう! - 料理教室 - 専門家プロファイル

廣瀬 ちえ
CHIE'S KITCHEN 代表
愛知県
料理講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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雑穀シリーズpart2 雑穀を炊いてみましょう!

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雑穀シリーズpart2 雑穀を炊いてみましょう!

 

雑穀をご飯に混ぜたことはあるけど、他の調理法が分からない…「雑穀のみでどうやって炊いたらいいの?」「どうやって料理に使えばいいの?」という方は多いのではないでしょうか。実は、雑穀の炊き方はとっても簡単。しかも一度炊いておけば保存がきく上(冷蔵庫で3~4日、冷凍庫で1カ月程度)、風味も落ちにくいのです。小分けにして保存すれば、毎日いろんな料理に使うことができます。

今回は「もちきび」の炊き方をご紹介しましょう。

 

●もちきびの特徴

もちきびは、炊くともっちりふわふわとした風味と食感で、まるで卵のよう。卵とじ・オムレツ・ミモザソテーなど、卵を使って作る料理に大変身します。他にも、つぶしてお団子にしてぜんざいに入れたり、炒めた野菜と混ぜて餃子やピロシキの具にしたり、豆乳で伸ばして豆乳シチューやグラタンなど、使い方は無限大!是非チャレンジしてみましょう。

 

●もちきび基本の炊き方

<材料>

もちきび…1カップ、水…1.5カップ、塩…小さじ1/4

 <炊き方>

1.洗って水を切った雑穀、塩、水を鍋に入れる。

2.弱火にしてへらで混ぜながら、水分がなくなり鍋底が見えるようになるまで煮る。蓋をしてごく弱火で10~15分炊き、火から下ろして10分蒸らす。

※初めは水の中を泳いでいるような雑穀の粒が、2~3分で水を吸って膨らみます。その間だけは鍋について見ているようにしましょう。

 <ポイント>

・もちきびはお米に比べて粒が小さいので、目の細かいざるか、裏ごし器を使って洗います。洗うとお米のとぎの汁ように水が濁ってくるので、透明になるまで3回程度水を換えて洗いましょう。

・もちきびの他に「もちあわ」や「ひえ」も同様に炊くことができます。

 

●もちきびを使ったレシピ「もちきびとトマトのふわふわ玉子炒め風」

 

<材料 4人分> 

もちきび(炊いたもの)…70g、トマト…1個、玉ねぎ…1/4個、塩蔵わかめ…20g、にんにく…1/2片、オリーブオイル…小さじ2、塩…小さじ1/4、ハーブ(バジル・オレガノなど)…適宜

 

<作り方>

1.トマトは一口大に、玉ねぎは回し切り、塩蔵わかめは塩ぬきして食べやすい大きさに切る。にんにくはみじん切りします。

2.フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りがたってきたら玉ねぎ・トマト・もちきびの順に炒めます。

3.塩とハーブで味を調え、わかめも加えてさっと炒めます。

※    もちきびをたくさ炊いておいて、ニラ玉や卵とじ風など、いろいろアレンジしてみましょう♪

 

もちきびの栄養価は非常に高く、白米と比べて食物繊維・鉄分が3倍、カルシウムは2倍含まれています。また、たんぱく質・ミネラル・ビタミンB群も豊富。もちきびのタンパク質は、善玉コレステロ−ルであるHDLコレステロ−ルを増やす働きもあるんですよ。腸や肌もキレイにしてくれるので、ぜひ日々の料理に取り入れてみてくださいね。

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