【映画】「60歳のラブレター」 - 人生設計とキャリア - 専門家プロファイル

藤原 純衛
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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【映画】「60歳のラブレター」

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That's談


今週末が三連休になっている方も多いかと思います。

お時間がありましたら、ぜひ「60歳のラブレター」
http://www.roku-love.com/
をレンタルしてください。

「理想の夫婦だと思ったのに....」
 定年を迎えたとたんに離婚してしまった中村雅俊が演ずる夫婦をみてつぶやく。


まさにこの映画の試写会があちこちで始まったころに彼の息子が逮捕され周囲が中村雅俊・五十嵐淳子夫妻に対してつぶやいた一言だったのでは。

そんな”外野がうるさい”なかで「60歳のラブレター」は公開されました。

ストーリーは以下にかなり詳しく書かれていますが
http://www.roku-love.com/story/

 
60歳で定年を迎えた橘孝平(中村雅俊)は浮気相手の若い女社長の会社に再就職します。
定年オヤジの再就職と言えば若い世代のサポートであるべきなんだけど、このオヤジったら過去の実績をひけらかして、どんどんでしゃばります。

「あぁ、それじゃ若いモンついて来ないよ」

「シャチョーも、もっと上手に中高年を使えよ」


自分が否定した若者のプランがコンペで入賞した。
しかし自分の古巣の妨害(?)でプロジェクトが暗礁に乗り上げる。

「自分の実績は今まで背負ってきた看板があったればこそだったんだよな」

とはいえ橘孝平(中村雅俊)に、もうすこし花を持たせてほしかったな。

家庭を振り返らず仕事・仕事ですごして来た結婚生活30年。
定年の日に離婚が決まる。

「定年まで過ごせたらまだ良いほう。昨今の『早期希望退職』とやらで突然会社から放り出され『粗大ごみ』と化した現実のオヤジたちはどうしているんだろうか」と思う。


映画では再就職で”第二の人生”が待っているけど、現状の再就職活動は絶望的ですらある。

「主人公と奥さん」「奥さんの仕事先と恋人」「恋人の患者夫婦(主人公の近所さん)」の3組の夫婦それぞれのドラマが同時並行で流れるけど、そのつながりが不自然さを感じません。


「30年後の夫への手紙」を委託された四国の写真屋さん
30年間の追跡、お疲れ様。

こういうサービスがあったらお願いしたいけど離婚して再婚なんかしてて前妻から届いたら気まずい空気が流れるんだろうな。

私が60歳になったときに、カミさんとどういうドラマがあるんだろう。
ちょっと楽しみ。


カテゴリー「人生設計とキャリア」にみあう映画かと思います。

ぜひ、ご夫婦でご覧ください。

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