- 河野 祐治
- 株式会社 飲食店繁盛会 飲食プロデューサー
- 東京都
- 飲食店コンサルタント
対象:飲食店経営
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
ある業界誌の取材を受け、記者の方の質問に答えながら、
「確かにそうだよなぁ」と、我ながら納得したこと。
そりゃ確かに、1年を通して考えれば、ワールドカップもあるし、
台風だって来るでしょう。
1年間のスパンで考えれば、いろんな追い風も吹くでしょうし、
向かい風も吹くでしょう。
ワールドカップだって、それが追い風になる業態もあれば、
向かい風になる業態もあります。
だからと言って、ワールドカップが向かい風になる業態が、
風に逆らって向かって行き、何とか売上を保とうと、
エネルギーと経営資源を投入するのは、どうなんでしょう?
売れないものを売ろうとするよりも、
売れないときに売ろうとするよりも、
売れるものをもっと売る、売れるときにとことん売り尽くす方が、
ピントが合った努力の方向だと思います。
要は、最終的に1年間で、欲しい売上と利益を
確保すれば良い訳ですから。
向かい風は上手にかわして、
追い風に、もろもろ一気に投入すべきです。
常にアクセル全開ではなく、メリハリが大事です。
あまり、近視眼的にならずに、
エネルギーのムダ使いにならないように、
限りあるエネルギーと経営資源の投入どころ、
つまり、勝負どころを間違えないようにしましょう。
飲食プロデューサー、中小企業診断士
河野 祐治
このコラムに類似したコラム
自分の仕事を3つの視点で考えてみて下さい 河野 祐治 - 飲食店コンサルタント(2010/12/12 18:36)
「こなす」のではなく「作り出す」 河野 祐治 - 飲食店コンサルタント(2010/09/14 11:18)
「60%でGO!」の習慣を! 河野 祐治 - 飲食店コンサルタント(2011/02/01 09:57)
説得力あるよなぁ。時間は有効に! 河野 祐治 - 飲食店コンサルタント(2011/01/18 10:54)
「もっと良くするために」はすごい 河野 祐治 - 飲食店コンサルタント(2011/01/15 10:43)