こちらのほうが問題です。
店が演出し求めている客層と、その商圏に集う人々の感性や懐事情がミスマッチを起こしている可能性があるのです。
改装効果が出ない店もあります。
・店内の席数が少ない。
・壁紙が汚れてきている。
・床も傷んでいる。
こういう現状を変えようと多くのファストフード店などは3年〜5年に一度、お金をかけて改装する
ものです。
しかし、果たして客数・売上げが伸びるのは、その3割ほどでしかありません。
その大部分は、客数も売上げもほとんど伸びないのです。
改装の中身にもよりますが、伸びない本当の理由は「ポテンシャルの固定化」という現象です。
店の周辺の人々の行動パターンというのは時間がたつうちにほぼ固定化していきます。
お店に行く人は行く。行かない人は行かない。
こうした固定化が起こっているため、改装の効果がそう簡単には現れないのです。
(つづく)
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