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こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。
自営業の方などが加入する国民健康保険の、負担上限額が引き上げられる見込みです。
上限が引き上げられることで、高所得者層の保険料負担は増えますが、その分を原資に中所得者層の保険料負担は軽減される方向です。
国民健康保険料は、所得・資産に応じた額（所得割、資産割）と、世帯構成に応じて等しく負担する額（均等割、世帯割）との合計で決められ、料率は市町村ごとに異なりますが、上限は国によって決められています。
現在は、医療と介護分合わせて73万円（介護保険料も同時に負担する40歳～64歳の場合）、医療のみだと63万円です。
これを、医療、介護分とも2万円ずつ引き上げ、40歳～64歳は合計77万円、それ以外の年齢層は65万円まで上限額が引上げられる見込みです。
サラリーマンらが加入する健康保険の１つ、協会けんぽの上限額は平均108万円（医療だけなら93万円）です。
制度間の異なる負担格差を縮めていく方針ということみたいですね
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