- 藤原 純衛
- 誠和株式会社 人財マッチング(採用・転職支援) 担当部長
- 東京都
- 転職コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
IT系の方は下記レポートがお勧めです。
IT業界 転職市場最前線 インデックス
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/index/index_front.html
IT系に強い人材紹介会社・株式会社ワークポートが月に1度「IT業界における転職市場の動向」を定期的にレポートしています。
バックナンバーも登録されていますので、ここ1年間の求人傾向が見えて大変興味深いレポートになっています。
1年前、2009/9/15では
エンジニア求人明暗。Web/金融は回復、SI系は低迷
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/front/05/01.html
求人総数が前月(2009年7月)から約15%増加しているものの、LAMP系エンジニア(OSであるLinux、WebサーバであるApache HTTP Server、データベースであるMySQL、スクリプト言語であるPerl、PHP、Pythonを総称した頭文字)、Webエンジニア、Webディレクター(プロデューサー)職の求人数増加が、全体数を押し上げているだけでSIerの復活までにはまだまだ時間がかかりそうと見ています。
昨日(22日)最新情報が掲載されました。
第17回 Javaや.NETなど、LAMP以外にも採用ニーズ広がる
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/front/17/01.html
「ソーシャルメディアを中心に、Web/モバイル業界の勢いは衰えず、活発な採用活動が続いている」とあります。
この分野は、まだ中小ベンチャーが多いため募集人数が少なく即戦力性を求められます。
そのため募集開始から終了までの期間が短いので「応募のタイミング」も大事です。
そしてGREEやDeNA、ドワンゴなど”大手”と呼ばれるところも募集を広げたためこの分野の人材不足が起きSIer出身者でも「まずはPHPができればOK」と要件を広げています。
データベース、通信プロトコルなどSIerで積み上げた特定技術(Web/モバイル業界では育ちにくい技術)のアピールが有効と思われます。
いっぽうで「ソーシャルゲームと比べ、コンシューマゲーム業界は勢いが乏しく、転職市場においてもほとんど採用意欲を感じることができない」とレポートにあります。
この違いって何でしょうね?
私自身、ゲームはほとんど遊ばないので遊戯ニーズの違いがよくわかりません。
確かに電車の中ではDSやPSPよりも携帯で遊んでいる人のほうを多く見かけますね。
DSやPSPのほうが性能も高くグラフィックもきれいなので面白そうなんだけどな。
コンシューマゲーム開発のスキルとソーシャルゲーム開発のスキルの違い
それは相互に生かしあえることなのか?
情報収集を続けていきます。(ご存じの方、教えてください)
「ソフトハウスやSIer(システムインテグレータ)からの採用ニーズも順調に回復へと向かっている」とレポートにあります。
これ、どうなんでしょうか?
まだまだ厳しい環境下にあるという実感で、なんとか届くのは確かにJavaや.NETが中心です。
C、C++、VBの経験者がJavaや.NETで戦力になっていくためにはどれくらいの期間が必要なんでしょうか。
それを人事や採用現場が理解してどれだけ要件を広げていただけるかが私たちの腕の見せどころだったりもします。
一方「ハードウェア業界やNIer(ネットワークインテグレータ)の回復は鈍く、いまだ苦境から抜け出せない人材が多いのが実情」なんだそうです。
これらをすべて足し上げて統計値をだしての「IT業界は回復基調にある」と言われるのですから。
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