4部4回PR講座~成功事例編 スープカレーブーム~後編~ - 企業ブランド戦略 - 専門家プロファイル

井上 岳久
戦略PR&マーケティング総合研究所 戦略PRコンサルタント、中小企業診断士
東京都
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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4部4回PR講座~成功事例編 スープカレーブーム~後編~

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  1. 法人・ビジネス
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http://www.mk-pr.jp/[成功事例編4]スープカレーブームの醸成~後編~

 

 こうして基盤が整ったところで、2003年3月に、横濱カレーミュージアムに「マジックスパイス」が出店しました。

ずっと啓蒙し続けてきた甲斐あって、メディアはこぞって記事や番組にしてくれて、実に多くのお客さんがこのスー

プカレーを目当てに来館してくれました。

繁盛振りがただごとでなかったので、その賑わいをアトバブにして配信したところ、これまた多くの露出につながりました。

2003年、スープカレーは大きな話題となったのです。

 

 翌2004年は、札幌から東京への出店ラッシュとなりました。あれほど二の足を踏んでいたのが嘘のように

10店舗以上が次々とやってきて、メディアが「スープカレーMAP」を作るまでになりました。

そうすると、大手外食チェーンや飲食店などが見よう見まねで作った「スープカレーもどき」を売り出します。

急ごしらえのメニューでは、本当のスープカレーの美味しさが伝わらないので困ったなと思いましたが、もうそんな

“もどき”には惑わされないほどに、本当のスープカレーが浸透し始めていました。

 

 2005年にはついに大手カレーメーカーがスープカレーを発売し、以後、一過的なブームから定番メニューへと

変化しました。

その後は東京だけでなく、全国的にスープカレーが浸透していきました。まず始めにブームを起こし、それを一過性

で終わらせずに市場を作り上げるのに成功したのです。

今でも事情通の人たちは、スープカレーの市場は井上が作ったのだと言ってくれます。

 

 こんな風に成功事例は多岐に渡り、たくさんあるのですが、守秘義務の関係上、公表できない事例が多いのが

私の仕事の残念なところです。

 

井上戦略PRコンサルティング事務所http://www.mk-pr.jp/

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