- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:広告代理・制作
- 山藤 惠三
- (クリエイティブディレクター)
- 山藤 惠三
- (クリエイティブディレクター)
毎日、大変な暑さが続いています。
東京地方は熱中症で、この夏すでに100名以上の人が他界しているそうです、
猛暑を通り越して、死の夏といっても過言ではありません。
東京地方は熱中症で、この夏すでに100名以上の人が他界しているそうです、
猛暑を通り越して、死の夏といっても過言ではありません。
今回は、クリエイティブワークの肝として、
「創造的破壊とは何か?日本産業の再生するカギは?」のコラムです。
日本経済が「失われた20年」の停滞を打破する為には、
新しいものを創造し、古いものを破壊して、自ら生まれ変わっていかなければなりません。
創造的破壊とはなにか?
実は、
小さな改良を毎日積み上げる活動のことや、
単発の偉大な発明が生まれること、、
などではまったくない、と「創造的破壊とは何か?日本産業の再挑戦」の著者は言います。
それは、
汎用性の高い発明を多様な用途に展開して活用すること、
自立的な企業活動の連鎖によって達成してゆくもの、
補完的な技術を作り出したり、
新しい用途を見つけ出したり、
企業組織や市場などの制度を生み出したり、
することなのです。
蒸気機関や、半導体のように時代のその後の出来事などに応用できる、
初期の発明物。
実際に経済社会の中でうまく活用できるようにすることが、創造的破壊であると言います。
使用面でのラディカルなイノベーションを企業家たちが次々に実現することがその本質的な特徴なのです。
アメリカとの対比の中で、日本の現状を悲観するのではなく、
使用面でラディカルなイノベーションを生み出すような企業化活動の連鎖を、
情報技術の活用によって創出することが重要だとこの本の言います。
今の、iphone、ipadなどのイノベーションや、
プラグインハイブリットカー、小規模原発などの新しいテクノロジーが実際の世界を変えてゆくのです。
日本再生のシナリオは?
情報、知識産業における技術革新、
農業や工業での技術革新に応用すること
エネルギー政策に自立と連結を組み合せること
潜在能力の開発を促進する情報化社会
経済の実態を念頭においていないものは一つもない、現実と密接に結びつけて理論を形成する書籍のご紹介を、
自分の意見とともにコラムにしました。
創造的破壊とは何か?日本産業の再挑戦 今井 賢一 スタンフォード大学 名誉シニアフェロー
参考出典: 2008/6/29 日本経済新聞、沼上 幹
オールアバウト/専門プロファイル、 山藤
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