- 須貝 光一郎
- ベスト・コーチングプロ 代表者
- ビジネスコーチ、経営者コーチ
対象:コーチング
最近企業研修で組織内コミュニケーションという事について話す機会がありました
そこにはマネージャーが多く参加しており現状の問題として部下とのコミュニケーションが
テーマにあがりました
部下が何を言いたいのか分らないし、当然わからない事まで自分に訊きに来る時間の無駄だし、効率的ではない
自分は忙しいし、簡単な事は自分で判断してほしい
「部下はなぜあなたに話を訊きに来るのでしょうか?」
「自信がないのじゃないかな」
「けど、そのくらいは自分で考えてやって欲しい」
では、部下の方に“そのくらい”という事についてお話しをした事がありますか?と尋ねました
「それは経験や普段の仕事から判断できると思う」
“そのくらい”“常識”“一般的”“職務レベル”などというと何となく分りますが
実際には、その考え方は皆それぞれ違います
これが、コミュニケーションに障害を起こす事になります
そこで、マネージャーに方々に要望しました
「コーチングマインド」を持つこと
まずは部下に関心を持つこと、そしてその成長をサポートする事
その為には、部下が“何をどう思っているのか”を聴くことです
決して時間を多くかける必要はないと思います、ただし頻度は上げて欲しいのです
この少しの関心が部下の成長には大変大きな影響を及ぼします
コーチングの最初は、相手に関心を持つことで、これは結果的に信頼関係を築く事になります
ぜひ、まずは部下の話を聴いて下さい
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