[5] 既存設備の有効活用
[6] 埋もれた人材の発掘(カーブアウト)
を図りつつ、事業再生を試みた上で事業(B社)を切離す選択肢をA社が留保している構造です。(もちろんB社の再生が成功すればわざわざ切離す必要もなくなるわけですが…)
そしてB社(旧X店)の業績回復・向上は、同時にA社既存他店舗にとっても大きな刺激となり、他店舗責任者以下従業員のモチベーションアップにつながるなど、グループ会社間の
[7] シナジー効果
も期待できます。
今回の事例が美容業界ということもあり、顧客と技術者との結び付きが強く、当初の事業譲渡はもちろんのこと、店舗閉鎖に伴う相当の顧客流出が避けられず、会社分割の選択により
[8] (旧X店)顧客のグループ会社内留保
が可能となった点はA社のみならずB社側からみてみてもメリットです。
(次回へ続く)
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