- 菅野 真一
- 菅野デザイン企画 代表
- グラフィックデザイナー
対象:広告代理・制作
- 山藤 惠三
- (クリエイティブディレクター)
- 山藤 惠三
- (クリエイティブディレクター)
あなたは客観的に見た自分のお店の商品(サービス)の
価値をキチンと把握できていますか?
そこが解かっていないと、
消費者にもキチンと伝える事ができません。
伝えるポイントがずれてしまったり、
ターゲットではない人に伝えてしまったり、
伝え方を間違ったりしてしまいます。
心当たりがある方は、客単価と独自性の
簡単なグラフを手書きして確認して下さい。
以下は、以前美容室オーナー様達の前で発表したグラフです。
「どこにでもある美容室」というポジションでは必ず、
価格競争に巻き込まれてしまいます。
そうならないために、
自分の美容室の強みを生かしたボジショニングを考えてみましょう
と提案したものです。
現在地と目的地を書き入れ手てみると良いと思います。
目指すべきは右上のエリアですが、
何を切り口にしたら良いか分からない
という方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、以下のキーワードから
自分のお店は「どんな事で喜んでもらいたいのか」を考えてみて下さい。
「機能」(何ができるか)
「価格」(いくらで売るか)
「品質」(どのレベルか)
「スピード」(どれくらい速くできるか)
「柔軟な対応」(どれだけ応えられるか)
「サービス」(優遇)
「ブランド」(信頼)
例えば「機能」の切り口で考えると、
このような独自性を持ったサービスが考えられます。
→営業マン(成績アップ)専門美容室
→スポーツマン専門美容室
→昼12時~夜12時営業の美容室
→髪の病院
・・・
これからの時代は、全てにおいて最高のレベルは求められません。
ある分野に特化し、No.1になれば良いのです。
No.1と言っても日本一になる必要はありません。
商圏内でNo.1になれば良いのです。
大切な事なので、もう一回言いますが、
「どんな事で喜んでもらいたいのか」を考えてみて下さい。
どうせやるなら得意な事を生かした方が良いに決まっていますが、
一つだけ注意して欲しいのは、そこに「ニーズ」があるかという事です。
いくら得意なものとは言え、誰も必要としていないものは買ってもらえません。
その答えは、今後の営業活動に必要な「誰に」「何を」「どのように」
伝えれば良いのかを導いてくれる事になるでしょう。
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