サッカー観戦記:雨あがりの夜空にat大宮 - コラム - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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サッカー観戦記:雨あがりの夜空にat大宮

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サッカー観戦記:雨あがりの夜空にat大宮


環の小坂です。

昨日5月5日、大宮Nack5スタジアムにJリーグ第10節・大宮アルディージャ対大分トリニータの試合観戦に行ってきました。
生憎の小雨の中で観客数も9306人と1万人を割ってしまいましたが、
4連敗中の大宮と6連敗中の大分の対戦で雨の中熱戦が行われました。

大宮の応援歌といえばつい先日亡くなった忌野清志郎さんの「雨上がりの夜空に」を
モチーフにした応援歌がありますが、試合前に試合中に何度か歌われました。
忌野さんの魂が乗り移ったのか、大宮がいい試合を見せます。
前節メンバーを大幅に入れ替えましたが、今回は一部変更を行っていますが、
昨年のメンバーとは半分以上スタメンが入れ替わっています。
GK江角、DFは土岐田・片岡・マト・波戸、MFは藤本・内田・金澤・パク、
FWはJ2から新加入の藤田と石原。
怪我の富田や小林慶はベンチ外で、デニス・マルケス、ラフリッチや
若手有望株の新井が控えです。

大分もけが人・出場停止で苦しいメンバーで、
GK西川、DF坪内・森重・上本、MF藤田・エジミウソン・西山・家長・金崎、FWが前田・森島
ウェズレイやホベルトなどが怪我・出場停止で外れ、
鈴木・高橋がベンチスタート。
3-5-2でしたが、4-4-2とも見えるフォーメーションでした。

大分の前線は上手い。金崎は左サイドでいいプレーを見せていましたが、
ゴールから遠いところでのプレーが多く、あまり危険度はなし。
家長も調子が悪かったようです。

先制点は大宮。
左のパクのセンタリングをDFがクリアしたボールを内田が拾いセンタリング。
それを藤田が加入初ゴールを下がりながらのヘディングシュートで決めます。
大分はクリアが中途半端なケースが目立ち、そこを突かれます。
その後CKのこぼれだまを藤本にヘディングが決め2点目。
久々に藤本の阿波踊りを見ました。
3点目は後ろからのパスを受けた藤田がドリブルで相手を引きつけ中央にパス。
石原がDFを抜いて3点目。
3点ともGK西川にはどうすることも出来ない失点でした。

さらに不運な形で大分はDF上本が退場。
(あれは運が悪かったと思います。腕が後ろに迫っていた石原の顔面に
 偶然あたっただけ。)

大分は後半高橋や鈴木を投入して攻撃をしますが、
退場後1トップになった森島がマトに完全に抑えられ、
DF森重をはじめ、連戦での疲れもかなり感じられ、完敗。
大宮が連敗を4でストップさせ、大分は7連敗。

大宮は中盤の動きがよく、右サイドは藤本・内田の連携で、
左はパク・波戸の連携で何度も崩し、2トップを走らせる形がうまくはまりました。

大分はけが人・退場者が多く、メンバー選考も大変ですが、
金崎を中央に、鈴木を左に置いたほうがいいように思います。
(家長を使うならトップで)