本音と建前、表の顔と裏の顔
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2009-03-12 11:30
喧々諤々の論争になっているようですが、国民からすれば
いまさら何を、といった感じではないでしょうか。
検察の思惑と政治家の思惑とが、ガチンコ勝負のように
微妙に絡み合っての事件のようにも映ります。
どういった結末、あるいは“落とし所”を見つけるのか
注視しつつも、冷めた気持は如何ともしがたい所です。
普段の仕事環境、世間づきあい的な事に至るまで、
本音と建前の使い分けは、世なれた大人であれば
当然のマナーとエチケットになっています。
但し、それは、無用な争いを避けたり、ある程度
流れを止めないための配慮であり、全関係者への
コンセンサスはとれている前提でのことです。
政治改革、行政改革が叫ばれて久しいですが、本気で
そこに切り込める勇気をもったリーダーは、与野党を
含め、今だ見当たらず、まっことさびしい限りです。
もし、会社内で本音が言えない雰囲気があったとすれば、
それを抜本的に改革できるのは、トップリーダーである
社長意外にありません。
政治の世界であれば、首相であり、各党の党首、という
ことになるでしょう。
本音と建前、表の顔と裏の顔、世の中に必要不可欠な
人間関係を調整する仕組み、技術とも云えますが、
使い方を誤ると、人としての誠を失うことにも
つながります。
現政治家、メディア関係者の方々に自覚を促したいのは、
こざかしい表や裏の使い分けは、けっこう見透かせるし
有権者や視聴者を馬鹿にしなさんな、という事です。
ある特殊な世界に“どっぷり”とつかってしまうと、
その辺のバランス感覚が失われ、知らず知らずの間に
片寄ったモノの考え方をしていくものなのでしょう。
これからの時代、本当に責任が問われるのは、そんな
人たちに影響を与え続ける「有権者」や「視聴者」と
呼ばれる立場の我々一人ひとりかもしれません。
たかが一人、されど一人の力は偉大なり、と
責任の重さを再認識する必要があるのかも、、。
とにもかくにも、彼らに振り回されることなく、
脚下照顧の面持ちで、この困難な時代を生き抜いて
いきたいものです。
● 誌上インタビュー 〔第1弾〜第5弾〕
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