- 葉玉 義則
- ニューボイスジャパン株式会社 代表者
- キャリアカウンセラー
リーダーとしての発言と言葉の重さ
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2009-02-10 17:00
最終決定権者でないにしても、決定権限を分かち合っていた
中心幹部の発言としては“軽薄”と言わざるを得ません。
責任の重さ=公的発言という意味においては、企業経営者の
比ではない注目度が、政治家にはつきまといます。
某首相を含め、こういった観点が希薄な政治家が今、非常に
多いのではないでしょうか。
間違いがあってもかまいませんが、そのことをストレートに
表現できないことが、人としての信頼感の欠如=政治家への
失望感にもつながっているように感じます。
このことは、反面教師として、誰もが参考に出来るでしょう。
人と人との関わりあいにおいて、記録に残らない言葉の数々が
その人となりの器を決めていく事にもなります。
大いに自分自身を戒めたいところです。
特に、リーダーとしての立ち位置で仕事をしている方は、再度、
ここの所(発言の一貫性)について、検証をしてみてください。
もし、言い訳的に、過去の発言を言い換えていたりすれば、
周りへの信頼を大きく損なっている可能性があります。
某首相の失言を対岸の火事とは見ずに、もしかしたら自分もと
顧みる姿勢が重要かもしれません。
是非、ご一考ください。
云った云わない論は、よくあるささいなトラブルですが、
こういった際にも、普段の発言が優位性を決めていきます。
「一言」の重みを、今一度、考えてみましょう。
かといって、寡黙になりすぎるのも考えものですが、、。
言葉とコミュニケーションの使い方次第で、人生さえも
左右してしまいかねません。
リーダーとして今、何を発言すべきか。
真摯な態度で臨めば、言い回しとしてではなく、その心が
必ず相手の胸を打つものと信じます。
そんな政治家〔トップリーダー〕の登場が、景気混迷の今、
本当に待たれるところです。
● 誌上インタビュー 〔第1弾〜第5弾〕
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