第43回スーパーボール - コラム - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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第43回スーパーボール

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日本時間2日(現地時間1日)、米フロリダ州タンパで
第43回スーパーボールが開催された。

今年は強力なディフェンスが売り物のピッツバーク・スティーラーズと
多彩なパスオフェンスのアリゾナ・カージナルスの対戦でした。

過去5回の優勝を誇る名門スティーラーズが、歴史はあるものの、
スーパーボール初出場であったカージナルスを破り、単独最多となる
6度目の優勝を飾った。

私はDEやアウトサイドのLBを中心に見ているので、スティールカーテン
と異名を誇る鉄壁のスティーラーズディフェンスは大好きですね。

ただ、今年に限っては、カージナルスのQBカート・ワーナーを
応援していました。

1日8時スポーツニッポンネット記事はこう伝えていました。

あのオバマ米大統領も“中年の星”であるワーナーに注目する。
相手のス軍ファンであることを明かした前日、
「ワーナーは出場する選手の中でだれよりも自分の年齢に近い。
(今年のカ軍は)シンデレラストーリーのようだ」と、
正確なパスでカ軍をスーパーボール初出場に導いたベテランQBにエール。
ラムズでは28歳だった00年にMVPに輝く活躍で初制覇したワーナー。
05年に移籍したカ軍を“チェンジ”させ、自身7年ぶり3度目の出場を
果たした。

しかし、この記事では私がワーナーを応援したい意味がわかりませんね。

ワーナーは大学時代にはNFLに全く相手にされず、その後3年間ほど、
時給5ドルのアルバイト生活をしながら草フットボールで腕を磨いた。
そこでの活躍が認められてNFLヨーロッパを経て、4番手のQBとして
セントルイス・ラムズに入団。
主力のケガにより得たチャンスをものにして、MVPの活躍で
スーパーボール王者にまで上り詰めた経験を持つ。

言うなれば、地元の高校、大学で、高いレベルでの注目を一切されない
投手が、クラブチームで注目され、育成ドラフトで巨人に入団。
主力のケガでもらった先発のチャンスをものにして、その年のタイトルを
総なめにしたような感覚なのでしょうか。

ただ、ワーナーも、02年シーズンでのケガを期にチャンスを失い、
NYジャイアンツを経て、お荷物に成り下がっていたカージナルスに
移籍して、今年もレギュラーを保証されない中、ベテランの味を発揮してきた。

それだけに、今年はワーナーを応援したかったのである。

試合はリアルタイムで見られませんでしたが、お互いの持ち味がよく出た
好ゲームでしたね。
前半はスティーラーズの鉄壁のディフェンスが機能して、前半終了直前には、
LBハリソン(92番)の100ヤードインターセプトリターンTDもありました。

後半は、ワーナーのパスオフェンスが機能し、前半終了時の13点差
(2TD差)をひっくり返したものの、残り35秒で力尽きた。

結果的には自力に勝るスティーラーズの勝利に終わりましたが、
最後まであきらめない気持ちと勇気を見せてもらいました。

不屈の精神をもって、逆境に立ち向かっていきましょう。