巨人が勝っても、、、視聴率は?
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2008-09-24 17:27
今、破竹の連勝が続いており、もし、昭和の時代であれば、相手が
ライバル阪神ということもあり、世の中の話題を、一心にさらって
いるのでしょうが、平成の今、ローカルな話題に過ぎないようです。
そういった厳然とした事実に、今の時点でも、気づいていない球団
関係者(往年の人気を知る人たち)は、多いのではないでしょうか。
今、相変わらず野球は、人気スポーツの一つですが、ひとつにしか
過ぎない、という「とらえ方」が、現状に近いかもしれません。
これは、スポーツだけにとどまらず、音楽、文化、食べ物、ビジネス
などなど、その多様化は、とどまるところを知りません。
先だっての「巨人×阪神」の試合中継も、ここ最近の中では、良い
方の視聴率だったようですが、それでも「12%〜13%」程度で、
裏(表?)で放送されたバラエティ番組より低かったそうです。
少なくとも、巨人人気=野球人気の方程式は、あきらかに崩壊して
しまっているものと思われます。
インターネットもなく、娯楽も限られている昭和の時代にあっては、
テレビや新聞が全てであり、人々の価値観も、その中で、右往左往
していたように思い返されます。
それはそれで、良い時代だったと思いますが、かといって、環境を
昔に戻すわけにもいきません。
多様化の時代の中では、溢れた情報の取捨選択を如何に取り扱うか、
一人ひとりに判断がゆだねられており、
その責任の重さと脆さとに、我々はどう気づき、対処していくのか、
今後の課題とすべきかもしれません。
巨人の連勝に冷めた世間を感じつつ、自民党の総裁選にも、同じく
冷めた視線が向けられている事に、やはり、時代の流れを感じます。
昭和の時代、誰もが憧れるヒーロー、好きなものとして、
“巨人”“大鵬(往年の名力士)”“卵焼き”
が、挙げられていましたが、今の時代に当てはめると、‥‥
う〜む、個別に当てはめようがありません。
唯一、ヒーローとして浮かぶのは、イチロー選手くらいでしょうか。
食べ物についても、偽装や汚染の話題ばかりだし、、。
そんな中、果たして、政界のイチローは、ヒーローと成り得るのか。
しばらくは、こちらの“一郎”の方が、話題になりそうですね。
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