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柴垣 和哉
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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中間選挙の年は、円高になる!?

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為替相場はどう動く?
 今年は、いま開催中の冬季オリンピックに加えて、6月にはサッカーのワールドカップがドイツで開幕されます。日本の活躍に期待大!といったところですね。
 一方、米国でも4年に一度行われる催しが今年の秋(11月)に控えています。それは何かというと、「中間選挙」。議会の大規模な選挙です。

ここで、非常に興味深いデータをご紹介しましょう。

<中間選挙の年の円ドル為替相場>

・2002年:132.03円(年初)→135円(2月)→''118.75円''(年末)
・1998年:132.44円(年初)→147円(8月)→''112.95円''(年末)
・1994年:112.5円(年初)→''99.56円''(年末)
・1990年:146.25円(年初)→160円(4月)→''135.75円''(年末)
・1986年:199.15円(年初)→''158.31円''(年末)
   ※ データ出所:Sauder School of Businessのサイト(ブリッティッシュ・コロンビア大学、カナダ)等より作成

 ご覧のように、過去20年の中間選挙の年には、円ドル相場は常に円高になっています。しかも、年の途中に中期的な円安から円高へと転機を迎えたときが多いのです。

これは偶然ではなく、政治的な要因(=米国の選挙対策による円高誘導)が指摘されています。詳細は別の機会に譲るとして、過去20年間、中間選挙の年には円ドル為替は円高になっている、という事実は念頭に置いておきたいところです。

というわけで、今秋の円ドル相場は1ドル=100円台に突入、というシナリオを浅井は想定しています(もちろん、他にも理由はありますが)。
 さて、結果や如何に?(笑)

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