四次元的空間3
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2007-06-20 21:59
でもヒントはあります。三次元世界に住む人間は時間の流れに逆らえません。時間は過去から未来へ留まる事なく流れていきます。逆行や一足飛びに先の先へは進めないのです。
そうです。時間と云う軸線が空間の中に存在し、過去へも未来へも自由に行ける世界が四次元の世界です。
ある日突然人間が蒸発してしまう。彼は今頃四次元の世界を彷徨っているだろう・・・
突然目の前の人間が消えたり、現れたりするのは、先ほどの三次元世界の人間が、二次元世界の住人にした悪戯と、変らない悪戯かも知れません。
また、一生のうち一度でも、銀行の金庫室に入る機会があったなら、誰もいない時にポンと金庫室に入り込んでお金を拝借して来る事も可能になります。
もう一つヒントがあります。
三次元世界の物体に光を当てると影が出来ます。
影をよく見てください。影は二次元(平面)です。
つまり四次元の物体に光を当てると三次元(立体)の影が出来る様な世界。それが四次元の世界です。
わかりましたぁ?
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このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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