受験勉強
-
2007-05-09 00:00
当時は毎日夜中まで仕事をしていて、終電に駆け込む日々が続いていました。
事務所のある原宿から、当時住んでいた板橋まで、なんとか自転車で通えるのではないか。
体力づくりにもなるし、ちょうど建築士の受験勉強を始めようかという頃だったので、
自転車なら電車を気にせずにすごせるだろうということで、自転車通勤を始めました。
スピードのでるサイクリング用の自転車で片道約40分。
毎朝早くに出発して、会社の近くにあるスポーツジムで筋トレ&シャワー、吉野家で納豆定食を食べて会社へ。
帰りは、12時頃に会社をでて、新宿の大戸屋へ行って食事をしてからそのまま2時間ほど受験勉強、3時頃に帰宅。
こういう生活を約半年間やっていました。
夜中の帰り道で何度も警察に呼び止められ、最後は顔を覚えられて挨拶するようになったり、
目白は山なんだと思っていた認識が、実は高田馬場が谷だったり、
新宿から池袋へ向かう途中の目白の坂を上ったあたりで、温度がグッと下がるのを感じたり、
池袋の高架下で、ミュージシャンの卵たちが懸命に歌っているのを聞いたり。